メニュー

当院の理念

丁寧な診察正しい診断適切な処方十分な経過の確認を行うことを当院の理念としております。

 

丁寧な診察とは?

顔色が悪くないか?、皮膚はダルダルの脱水状態でないか?、逆に浮腫んでいないか?、ブツブツはないか?聴診で、息がしっかりできているか?、呼吸の音に肺炎のようなおかしな音がしないか?、心臓はちゃんと打っているか?。お腹の音に異常はないか?、痛いところはないか?など、思わぬ見落としがないかを確認します。病気の正しい診断にたどり着くための情報収集的役割が診察になります。例えば、心臓が悪い人が、肩が重いと言ったり、金玉がねじれて緊急手術が必要な人が、お腹を痛がったり、悪い部位と症状の部位がズレることはよくあります。一見なんの関係もなさそうな場所を診察して、何をしているだろうと不思議に思われるかもしれませんが、そんなときは、診察中に「なんの病気を心配して診察してるんですか?」と聞いて下さい。院長の見立てをご説明致します。

正しい診断とは?

診察は大切ですが、それだけで全てがわかるわけではありません。必要に応じて、血液検査、エコー検査、レントゲン検査など様々な検査を追加し、正しい診断にたどり着くよう努めます。ただし、保険診療の場合、◯歳未満は検査できるが、それ以上の人はできないなど制限がある検査もあります。逆に、痛い検査はしたくないとか、被爆したくないのでレントゲン検査は嫌などの理由で検査を希望されていない場合もあるかと思います。そんなときは、診察中に「なんで、△△検査をしてくれないんですか(もしくは、△△検査をするんですか)?」と聞いて下さい。その検査をしない理由、すべきだと思う理由をご説明致します。

適切な処方とは?

院長は、薬は適切に使用するのが良いと考えます。少なければ、飲んでいても効果が乏しく意味がありません。逆に、多くの薬を飲むことは、副作用の危険が目につくようになります。どんな薬も良い作用(メリット)もあるし、悪い作用(デメリット)もあります。それを天秤にかけて、いい具合に調整するのが、医師の役割だと思います。

患者様によっては、当院の処方が多いとか少ないと感じられることがあると思います。そんなときは、遠慮せずに診察室で「なんで薬が多い(もしくは、少ない)んですか?」と聞いて下さい。医学的な理由だったり、院長の優しさだったり色々なことを検討した結果であることをお話し致します。その上で、薬剤の最終調整を御本人・御家族様としていきたく思います。

十分な経過の確認とは?

通常の風邪(ウイルス感染)であれば、半日~数日で経過は快方に向かいます。ところが、ただの風邪でなく、重篤な細菌感染症であれば、ドンドン状態は悪化して、抗生剤の投与や、酸素の吸入が必要となり、人によっては入院することになります。処方して終わりという診察ではなく、「〇〇の症状が出たらもう一回受診してね」とか、「熱が◯日間続いたら異常事態なので、検査をしましょう」など、どうなると良くないのかを明確に説明することに努め、経過の確認を怠りません。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME